「中から会社をよくする会計」と言っていますが、管理会計を学ぶ際にオススメの本がこちら。

田中 靖浩著、実学入門 経営がみえる会計―目指せ!キャッシュフロー経営

内容的には山根先生の「経営の大局をつかむ会計 健全な”ドンブリ勘定”のすすめ」に近いのですが、田中先生のこの本の方が図表が多いせいもあり難易度が低めに感じられます。なので、初心者にはとくにおすすめ。

目次
第1講 数字に強いとはどういうことか
 経営が見える会計とは
 いまこそ会計を学ぼう!
 数字を読むことからはじめよう
第2講 企業を映し出す鏡
 景気がよくても悪くても数字は大切
 会計がわからんで経営ができるか
 IRと内部統制の洗礼を受ける公開企業
第3講 投資とリターンという基本に返ろう
 日本企業の生産性が低いわけ
 カギは投資とリターン
 情報化時代の投資とリターン
第4講 投資とリターンを映し出す決算書
 投資とリターンが決算書の出発点
 おカネの調達と運用
第5講 投資するカネを集めて増やす
 細かく分ければ金は集まる
 資金調達の方法が変わる
 赤字転落企業の深刻度をはかる
第6講 カネを生む投資をしているか
 カネを生んでこそ資産
 景気が悪くなると表れる不良債権問題
 時価主義が経営に与える影響
 連結グループ経営の時代へ
第7講 会社の実力をはかる
 会社が成長するということ
 損益計算書のなかみ
第8講 キャッシュフロー経営への出発点
 損益計算書だけがフローじゃない
 キャッシュフロー経営の意味するもの
 変換されていくキャッシュフロー
第9講 儲ける仕組みをどうやって作るか
 費用対効果のブラックボックス
 偶然ではなく必然に儲ける
 マクドナルドに学ぶ値下げ戦略
 カンと経験に頼らない考え方
第10講 これからの経営に必要なこと
 効率のいい経営をしているか
 未来を予測する読みと勇気

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