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│3│6│5│日│で││\/│☆   英語「を」学ぶな、英語「で」学べ
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│学│ぶ│ │金│融│英│語│ │
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マネーに特化して英語「で」学んで爆発的なスキルアップを狙いましょう!
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先週までは利率の話が続いたので、ちょっと肩が凝っちゃったかも
しれません。大事なポイントばかりでちょっとヘビー、とでも言うか。

そこで、今週はリフレッシュのためにちょっと軽いネタをお送りします。

ネタ元は、オバマ大統領の「勝利演説」と呼ばれるスピーチ。

有名なので聞いたことある人も多いですよね。

その中から、印象に残るフレーズを紹介していきます。

●本文
 (スピーチの10分34秒から)

 The road ahead will be long. Our climb will be steep.
 We may not get there in one year or even in one term.
 But, America, I have never been more hopeful than I am tonight
 that we WILL get there. I promise you, we as a people will get there.

●チェックポイント!
 ・road ahead この先の道は
 ・climb 上り坂
 ・steep 急
 ・hopeful 希望に満ちている

●対訳
 これから先の道のりは長く、上り坂は急だろう。
 1年では、いや、私の任期の間でさえたどり着くことは
 できないかもしれない。しかし、アメリカの人々よ、
 今夜の私はこれまでにないほど確信を持っている。われわれは
 「そこ」にたどり着くであろうことに。われわれが一致団結すれば、
 「そこ」にたどり着けることを約束しよう。

●英語「で」学ぶポイント
 いやぁ、かっこいいですね。何度聞いても聞き入ってしまいます。

 現時点では、医療改革やらイラク戦争やら、何かと苦境に立つ
 オバマ大統領ですが、それでも頑張っていられるのは、このときの
 感動があるからではないでしょうか。

 表現面で押さえたいのは、前半の繰り返しがつづくところで、
 極めて英語的な表現です。

 ”the road ahead will be long” + “clime will be steep”でワンセット、
 ”may not get there in one year” + “even in one term”でもうワンセット。

 アメリカの経済回復までの道のりが遠いことを強調するために、
 「これから先の道のりは長い」、「上り坂は急だろう」と似たような
 表現を並べることで効果を上げています。

 「1年でたどり着かないかもしれない」、「いや、任期の間でも無理かも」と
 重ねる表現もまったく一緒ですし、「締め」も、”we Will get there” +
 ”we as people will get there”と、団結して困難に立ち向かうことを
 高らかに謳っています。

 このような表現に慣れておくのが、「英語のリズム」に合わせて
 読んだり聞いたりするためにはとても重要です。

 つまり、似たような表現が繰り返し出てくるワケですから、「あ、次も
 同じようなこと言うんだろうな」と「先読み」できるので、その分だけ
 英語が頭の中に入って来やすくなるのです。

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