「この英単語、ニュアンスがちょっと…?」。英語を学んでいる人なら一度は思ったことがあるでしょう。

たとえば、株価などの「上昇」を表すキーワードは、それこそ数知れず。surge, go up, rally, etc.

でも、それぞれに微妙なニュアンスの違いがあって、そこが分かると英語力が一歩増すこと間違いなし。

そんな時に「切り札」とでもいうべきお勧めがこちら。

Longman Language Activator: Express Yourself in English!

評価は

★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)

ごくごく簡単に言ってしまうと、類語辞典(シソーラス)なのですが、似ている英単語間の微妙な使い分けを知るのに最適です。

日本語に翻訳された単語はどうしてもその元に持っていたニュアンスを失いがちなので、英和辞典を引いても隔靴掻痒の感が否めず、ここに英英辞典の必要性が出てくるわけです。

長い間使っていけば、ある意味頭の中に「英単語間のマップ」ができあがり、まさに「英語脳」。ほら、イメージ分かります?脳の中で単語と単語の間のシナプスがビビビッとつながって、「分かった」が実感できるって。

と・く・に、e-mailとかで英語を書く人にとっては必須。

ただ、弱点は…

時間がかかること。

一つの単語をひくにもある意味2度手間になっちゃうので。

でも、それを補ってあまりある効果があるので、少しでも英語に興味がある人はぜひともお側においてください。

※英英辞典といっても、これはネイティブ向けの英英辞典ではなく、英語学習者向けのものです。定義の英語もかなり分かりやすくなっていますので、「英英辞典で英単語をひいたけど、定義の中にある単語が分からなくて、もう一度ひき直した」ということはあまりおこりません。