米国の老舗投資教育団体、全米投資クラブ協会(NAIC)が提唱する投資の4原則を紹介します。

まずは、本家本元の英語で紹介して、その英文を読みとるというエクササイズ、やってみましょう。

1. Invest regulary, regardless of the market outlook
2. Reinvest all earnings
3. Invest in quality growth companies
4. Diversify to reduce risk
1. Invest regulary, regardless of the market outlook
最初の方は、何となく分かりますね。”Invest regulary”だから、「定期的に投資をしなさい」と。

“regardless of the 〜”ってのは、昔英語の時間に習ったけど、何だったっけ?…という人はさらに先に進んでみましょう。

“market outlook”ってのは…えーと、「マーケット」だから、株式投資なんだから、「相場の状態」、とか、「相場の展望」とか、かな。

そうすると、分かったところをつなぎ合わせると、「相場の展望」と「定期的に投資をしなさい」。ってことは、前に戻って”regardless of”ってのは…。

あ、こういう事か。

「相場の展望に関係なく定期的に投資しなさい」

つまり、底値で買って高値で売り抜けよう、なんて欲張りせずに、定期的に投資を続けろって事か…
2. Reinvest all earnings
“Reivnest”って、なんだ?発音は、レーブネスト…?

あぁ、”invest”の頭に”Re”がついているから、「リ・インベスト」。再投資って事だな。

earningsは…どっかで聞いたことあるんだけど…。発音は、イアーニング? いや、アーニング。

投資で言うと。EPS(アーニング・パー・シェア)のアーニング、なのか?となると、

「儲けを全て再投資」。あぁ、投資で得た儲けは使わないで再投資して、複利の効果を狙っていけって事か。
3. Invest in quality growth companies
うむ。これはわかりやすい。「成長企業に投資をしろ」ってこと。”growth companies”だからね。

“quality”って、あのクオリティだよね?

ふーん、こんな風な言い回しをするんだね。”quality companies”。英語特有の表現だね。
4. Diversify to reduce risk
んー。後半は分かる。

“reduce risk”だから、リスクを減らす、と。

その前にある”Diversitfy”って。投資という文脈で言うと、分散、なんだけど…

あ、分かった。最近、「ダイバーシティ」なんて言葉聞くじゃない?アレって確か、外国の人とかいろいろな人が職場で混じり合うって事だったはず。

ということは、やっぱり、投資先もいろいろなものを混じらせてって事で、

「分散してリスクを減らす」

ということだな。