すいません、ビミョーな問題をはらんでいるそうです (編集後記につづく)

<目次>──────────────────────────────

【1】「ゼミナール 現代金融入門」を勝手格付け

【2】外国人が見た日本の不思議  日銀は「一匹狼」でアンフェア!?

【3】「銀座ランチマップ」 「スペイン料理激戦区」に新たなチャレンジャー

【4】マネカレ指数〜日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?

【編集後記】

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【1】マネー情報を勝手格付け
  〜 世にあふれるマネー情報、「使える」のはどれだ?
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経済ニュースって、どのくらい分かります?

最近は為替にしてもデフレにしても、ニュースになるような事件が多くって、
これを理解できないとちょっとキビシイ。

と言うことで、経済関連の本が売れているようですが、この分野は玉石混交。

ちゃんとした理論にのっとってない「トンデモ本」が、平気に売られています
からね。

しかも、そういう著者に限って、本当は複雑な経済問題を、「これはすべて
○○が原因である」と言い切っているものだから、分かりやすいが故に
ファンがついちゃっていたりします(「○○」には、「アメリカ」とか、「小泉
改革」とか「フリーメーソン」とかがよくあるパターン)。

ということで、ホンモノの経済本としてお勧めしたいのがこちら。

斎藤 精一郎著、ゼミナール現代金融入門
http://www.money-college.org/blog/campus/?p=1023

ちなみに、手に取ってみると分かるのは、厚さ3cmを超える大著だということ。

でも、実はこの手の本って分厚い方が分かりやすいんですよ。

だって、薄い本はそれだけ説明がはしょってあるわけで、「こことここがどう
つながるか分からない」となりがち。

むしろ、言葉を尽くして図解を尽くして解説してくれている本書のような
ものの方が理解しやすいのです。

そのうち、これを輪読する読書会とかやりたいなー、と思っています。

分 野  :☆ふやす ☆かりる ☆つかう ★そなえる ★かせぐ
難 易 度:★★★☆ (中上級者向け)
オススメ度:★★★★ (四つ星)

●データ
サービス名:ゼミナール現代金融入門
分 類  :書籍
発行頻度 :−
提 供 者:斎藤 精一郎
閲覧者数 :-
H P  :http://www.money-college.org/blog/campus/?p=1023

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【2】外国人が見た日本の不思議
  〜世界ナンバーワン経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル記事〜
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「外国人が見た日本の不思議」では、世界ナンバーワン経済紙、ウォール・
ストリート・ジャーナルの記事をヒントに、外国人が日本のことをどう見てる
かを読み解きます。

今週ピックアップするのは、”Bank of Japan’s Maverick Move Not a Sure Bet”と
いう記事で、9月15日に実施された日本による為替介入を論考しています。

“Marverick”というのは、「一匹狼」を指すので、日銀が他国の同意を得ないまま
介入したことに皮肉を込めているのですね。

記事本文に目を移してみると、こんな表現が気にかかりました。

 ”Unilateral currency intervention, once a common tool among
  industrialized economies, fell out of favor in recent years,
  amid a perception that it was unfair to trading partners and
  ineffective over the long term”

一国のみの介入はアンフェアーと見られるんですね〜、国際的には。

アメリカだってドル安容認だろ、なんて、なんだか納得いかないけれど、
そういう風に国外の人が見ていることは、肝に銘ずべきでしょう。

元の記事はこちらへ: http://bit.ly/aqQviu

ち・な・み・に…
「英語、分かんない〜」という人のための「WSJの読み方講座」があります。
WSJ日本版の1ヶ月無料クーポンもついていてお得
http://www.money-college.org/english.php

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【3】「銀座ランチマップ」
   〜今週のイチオシは?〜
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「秘かなスペイン料理激戦区」銀座に新たなチャレンジャー登場!

 カフェレストランHOLA (パスタセット、1,000円)

アクセス:http://www.money-college.org/blog/campus/?page_id=2021
マネカレ・バリュー:★★☆ (二つ星)
分煙状況:☆☆☆ (まったく分煙されていない)

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【4】マネカレ指数
〜 日経平均を1万円で買い続けるとどうなる?〜
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じわじわとあがっていってはいるけど…

2010年9月22日の
        マネカレ指数:  11,897円
        日経平均株価:  9,566円

これまでの投資金額:     2,090,000円
儲け:             -409,393円
単純な利益率:          -19.6%

(マネカレ指数とは)
2006年7月19日(水)をスタート・ポイントとして、毎週水曜日に日経平均株価に
連動する投資信託を1万円買いつづけた場合の平均購入単価です。

マネー・カレッジの「夢をかなえるマネー術」の投資方法の参考にしていただくた
めに計算しています。

このコーナーの説明はこちら
http://www.money-college.org/blog/contents/takeoff/mc_index/

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【編集後記】
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マネー・カレッジ代表の木田知廣です。

まずは一つおわびとご注意を。

先週紹介した「ブックスキャン」サービス、著作権法的には微妙なところが
あるそうです。

詳しくは9月20日付け日経新聞の16面に記事が出ているので、気になる
人はぜひチェックしてください。

さて、セミナーのご案内は、会計ゲームの最終便。

金持ち父さんの「キャッシュフローゲーム」ってやったことがあるかもしれ
ませんが、あれよりはずいぶんと学びのポイントが明確になっているはず。

ゲーム会のあとで懇親会も考えているので、ご興味ある方はぜひどうぞ。

【会計ビジネスゲーム会】
 日時:10/09/26 (日) 14:00 – 18:30
 会場:アットビジネスセンター東京駅3号室
 交通:東京駅・有楽町駅徒歩6分、京橋駅・銀座一丁目駅徒歩2分、銀座駅徒歩5分
 地図:http://abc-kaigishitsu.com/tokyoeki/access.html
 講師:高橋 興史
 詳細:http://www.money-college.org/3hyou.htm
 料金:4,800円

あと、マネー・カレッジの受講者有志が運営している「ハッピーライフ・
プロジェクト」主催で、ライフネットの出口社長、ファイナンシャル・
ジャーナリストの竹川さんをお招きしての勉強会も、ぜひ行ってみてください。

保険の話、大事ですからね。

P-Aトレードオフとか、当たり前だけど重要なコンセプトです。しかも、このお二人の
話ならば、「ぶっちゃけ」の具体論まで提示されるはず。

【不安な時代を生き抜くための、知らなきゃ損!のマネー術】
●開催日時:9月25日(土) 15:00〜17:30
●会場:スター貸会議室四谷 302号室
●詳細&申込:http://kokucheese.com/event/index/4027/

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